伝説、再び。
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皆さんこんにちは!中の人です!
この度、当館で低緯度オーロラとみられる赤い光の観測に成功しました!!やったー!
さて、現在日本各地で観測され、話題になっている『低緯度オーロラ』ですが、実はここ倉渕町は2003年10月30日にも低緯度オーロラの観測に成功した方がいらっしゃいます。そして、今再び太陽活動が活発化しているタイミング(太陽は約11年周期で活発化する特性があります)で、当館があり、尚且つ北の空が広く見渡せる好立地を持つ水沼公園にて、再び低緯度オーロラの観測に挑戦しようと取り組んでいる矢先の撮影でした。まさかこんなに早く巡り合えるとは思わず、中の人は内心大興奮です。
ちなみに、肉眼での観測は今後に期待。
今回の観測は薄雲越しというのもあり、カメラの撮影のみでした。低緯度オーロラは淡く、肉眼で見ることはなかなか難しいですが、太陽の活動期はまだまだ始まったばかり。今後も可能性があると信じたいと思います。また、今回の観測を受け、当館では今後も太陽活動の観測を強化し、倉渕で観測できる低緯度オーロラの条件などを探っていく予定です。もちろんお天気が良い日は太陽望遠鏡での観測もできますのでぜひ、昼間も当館に遊びに来てくださいね!
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オーロラはこの部分です。低緯度オーロラは独特な赤色が特徴で、古いものでは平安~鎌倉時代の歌人、藤原定家が記した日記『明月記』には“赤気(せっき)”という空が赤く光る現象が記録されています。その後も日本史の中では度々“赤気”の目撃情報が登場し、かつて観測された低緯度オーロラではないかという説が有力です。
↓↓ちなみにこの画像の中にある星座はこんな感じ↓↓
↓↓動画にすると、オーロラの動きが良く分かります。↓↓