倉渕の星空をイメージした『高崎だるま』が完成しました。

こんにちは!中の人です!

昨晩は七夕でしたね!今年の七夕は星空に恵まれ、織姫さまと彦星さまの出会いを見守れました♡(*’ω’*人)

さて、七夕といえば『伝統的七夕』という日をご存知でしょうか。

実は、七夕は昔の暦である旧暦の行事。奈良時代に中国の伝統行事が日本に伝わったのが始まりと言われています。よって、本来は旧暦のでの『7月7日』となるため、現在の日付では一ケ月ほど遅い、8月の行事になります。そもそも、7月7日の日本は梅雨時期。雨空で星が見えにくいのに、天の川を見ようという七夕の話は不思議ですよね。本来であれば梅雨の過ぎた8月に行われていたことが、暦が変わってしまった事により、梅雨時期になってしまったのです。

このことから、天文の分野では本来の旧暦による七夕の日付を『伝統的七夕』と読んでいます。ちなみに今年は8月10日(土)で、当日の20:00ごろには西の空でおとめ座の1等星スピカが月に隠される『スピカ食』も発生しますよ!(残念ながら当館の立地では西側の山に隠れてしまい、観測が難しいかもしれません…)ぜひ、旧暦の織姫様と彦星さまも見上げてみて下さいね!

さてさてさて。

前置きが長~くなりましたが、今日はそんな伝統に関するお知らせです。

なんと!!

群馬を代表する伝統工芸品『高崎だるま』を受け継ぐ、『ゆきだるま工房(鹿毛だるま/湯浅だるま)』さまが、倉渕の星空をイメージしただるまを製作してくださることになり、そのデザイン案を中の人が担当させていただきました!!

その名も『KU“LOVE”CHI DARUMA(くらぶちだるま)』

倉渕の暗い空を表現する、珍しい紺色のだるまさんです。

銀色の塗料を振りかけることで満天の星を散りばめ、重なる山並み、天文台、望遠鏡のシルエットと前面には2度の観測に成功した低緯度オーロラの独特な赤、背面の流れ星など倉渕の星空の魅力をぎゅっと一つに纏めていただきました!

また、だるまさんの御利益として天文家に嬉しい『湿気退散』『天晴祈願』が施されています。(ここがポイント)

一つ一つ丁寧に手塗りで製作されているからこその、表情の違いもミドコロの一つ!

ぜひ、天体観測&倉渕のお土産にいかがですか?(*’ω’*)

↓↓販売情報↓↓

現在、相間川温泉内売店での限定販売です。おひとつ850円(税込)とのこと。

※天文台では販売しておりませんので、お間違えの無いようお願い申し上げます。

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